試合で大事な肌感（試合IQ)

2023.07.20

TUラボ育成コースの渋谷です。
今日はちょっと試合の話をしたいと思います。自身の話なので興味のない方はスルーしてくだ
さい(^^)

今年の4月に出場した東京OP（もちろんベテランのカテゴリーです）にて、40年来のライバル
（私が勝手に思っているだけだと思いますがリスペクトしている方です）に４６、２６で打ち
のめされてしまいました。調子は悪くなかったのになぁ〜と思いながら反省をし、練習試合を
含めた試合中心の練習にシフトチェンジしていました。ショットよりも戦略戦術、戦略戦術よ
りも試合中に感じる肌感。

ラリー中やポイント間の、その時、瞬間、間での選択＆実行。ベストな選択よりベターな選択。
成功後や失敗後の選択。ありとあらゆるところでチョイスを迫られます。考えている時間があり
そうでないのがテニス。肌感覚で判断することがベターな結果を導き出すのではと考えます。

それを試合IQと自分では称していますが、このIQを磨くためにはやはり試合を多く経験するし
かないと考えます。コーチの中では、選手にとって必要な年間の試合数は６０試合とも言われ
ています。もちろん年齢によっても違いますが、一般ではスリーセットマッチを６０試合１３０
セットが理想とも言われてるよなぁ〜。

そんなことを思いながらコツコツ練習をいていると、5月下旬に再び北國OPでまたライバルと
対戦する機会に恵まれました。結果は６３、６４で勝利。この短期間で技術やフィジカルが上
がったとは考えられませんがスコアが逆になっています。そんなもんだよなぁ〜とは思う方も
多いと思うのですが、やっぱりそんなもんです。でもそこには深くて見えにくいですが大切な
ものがありますよね。

ほんと！テニスって難しく奥深い！でもそこがやめられない止まらない魅力なんでしょうね。
自身の魅力に足りないところを、テニスの魅力でカバーしてもらいます。