アカデミーブログ
ユニバーサルテニスアカデミーの渋谷です。
朝からみんな汗びっしょり!
流した汗の分だけ成果が出るといいのですが…成果が出るようにつなげて行くのがコーチの役割
一人ひとりに声を掛けながら感じることは
「選択的知覚」
個人スポーツに多い傾向があると感じます。
自分が興味がある情報だけ受け取ったり、自分が今までにしてきた経験やそれまでに培った感覚に合うように物事を解釈したりしようとする傾向のことです。
「こちらの伝えたいことを受け取ってくれなかったり、話を聞いてくれているようで聞いていない」ような時です。
また、物事の判断や行動を無意識のうちに自分自身の価値観を通して行ってしまったり、特に余裕が無いときや追い込まれた時に、その価値観が顕著に行動に表れる傾向があります。そう「調子が悪い時や、上手く行っていない時」などです。
これをスムーズにしていくには、選手とコーチ間に「相互理解」が必要になります。
価値観、テニス観などの背景を理解し合うことで、相互理解は深まっていきます。
では、価値観の違いを知り、互いの価値観を理解し合うにはどうすればいいのでしょうか。それは、日頃からコミュニケーションの中で「なぜ?」を付け、選手の行動の背景にある「意図」を探る習慣をつけることなのではないかと考えます。「なぜその行動をとったか」「何を意図してそのプレーをしたのか「何に意識しながらその練習をしているのか」相手にノック(対話)を絶えずすることで、相手の価値観を知ることだけでなく、意識できなかった自分自身(コーチ)の見方や考え方が育まれていきます。
「コーチは自分が大切にしている価値を理解してくれている」また選手も「コーチの大切にしている価値を知る」という深い「相互理解」をベースにしたアドバイスが選手の心に響くのではないでしょうか。
ユニバーサルテニスアカデミー 渋谷