ガットの話　②

カテゴリ：スクールトピックス｜ 2021.07.12

「あいつガッツあるよな！」「ガッツポーズ」などは「ガット（腸）」と同じ意味です。

腹に力を入れる。肝がすわっている。やはり、男たるものここぞという時には腸（はらわた）に力が入るものです。研ぎ澄まされたときほど意識は内部に働きかけます。

よく、「太いガットと、細いガットとどう違うのですか？」と聞かれることがあります。自分がいま思いつく範囲で太さの違いは１.20mm〜1.30mmでしょうか、それ以上や、以下もあるかと思われますが、それぞれに特徴があります。

ガットは細いと、網目の可動域が広がるのでスナップバック（インパクト時にストリングが引っかかって伸び縮みする）することで回転がかかりやすいです。

ただし、摩擦によって切れやすいです。

反対に太いと、特にマルチフィラメント（「ガットの話①」を見てね。）は内部でつぶれるので、インパクト時にぎゅーっと包み込む感触があります。
そして、太いぶん切れにくいです。

それぞれの作りによって手に伝わる感触や、ボールの飛び方も変わるので、いろいろと試して、自分好みのものにこだわってみるのもテニスの楽しみのひとつです。

ちなみにそうめんといえば「○保○糸」ですが、最高級とされる「三神」は太さが0.55mm〜0.60mmです。今年こそ食べてみたい。

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「テクニファイバー」はマルチフィラメントのストリングには定評があり、多くの一般プレイヤーが使用しています。

切れないからと言って、半年以上張り替えてない方は是非張り替えましょう。

ボールを打った感触が手のひらにほどよく柔らかく、気持ちよくボールを打つことができるので、ラリーが楽しくなりますよ！

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昭和の森テニススクール　乙部

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