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日本リーグ決勝トーナメント速報

3位決定戦

テニスユニバース vs リコー
1-2

シングルス1
川崎光美 vs 品田祐希
7-6 5-7 3-6


シングルス2
守屋友里加 vs 磯貝綾子
6-1 6-1


ダブルス1
井上摩衣子・今井理恵 vs 福井恵実・川床芙実
3-6 4-6


リコーとの3位決定戦は、まさに『激戦』でした。

まず、シングルス2に登場した守屋選手は、昨日の悔しさをバネに素晴らしいパフォーマンスを見せ、対戦相手を圧倒します。終始、積極的なプレーは、チームに勢いを生みました。

 

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第2試合に登場したのは、川崎選手。
チームのエースとして、試合に臨みます。序盤から、お互い一歩も譲らない展開で試合が進み、1セットは、タイブレークに突入。試合の勝敗に大きく関わる大切な場面を、川崎選手が粘りで乗り越え、1セットを先取します。タイブレークを制した川崎選手は、2セットでも、集中を維持して5-4まで相手を追い込みます。しかし、このピンチの場面で、品田選手が積極的な攻めを見せ、なんと7-5で2セットを奪い返します。
1-1で迎えたファイナルセットですが、2セットを奪った勢いそのままに品田選手は、川崎選手を5-1まで引き離します。あと一 歩まで追い込まれた川崎選手でしたが、応援団の想いを背に、5度マッチポイントを跳ね返し、3-5まで挽回します。
しかし、6度目に訪れた相手の マッチポイントで、遂に力尽き3時間を超えた大激戦にピリオドが打たれます。
お互いチームのエースとして、死力を尽くしたこの一戦は、勝った品田選手も、惜しくも届かなかった川崎選手も、握手の瞬間に大号泣という幕切れでした。

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1302175.JPGそして、第3試合。
監督兼選手として、チームを牽引してきた井上プロ、そして今井選手が、最後の戦いに挑みます。応援団も、声が枯れ果てるまで、選手達の背中を支えます。ハードヒットの井上プロと、プレースメントの今井選手が10ヶ月間の集大成として、持てる全ての力を尽くしました。しかし、勝負の世界は、 どこまでもシビアです。最後に勝利を勝ち取ったのは、リコーでした。試合終了後、責任感からか涙が止まらない今井選手を、仲間達がやはり涙で迎え ます。

 

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1302178.JPGみんな頑張りました。全てを尽くしました。悪かった人など一人もいません。試合に出た選手、ベンチコーチとして活躍した選手、応援を指揮した選手、戦う選手の変わりに代行を引き受けてくれたスタッフ、そして何より駆けつけてくださったお客様、全員がTU女子チームの勝利を真剣に願い、行動しました。

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会場の外で、応援して下さった多くの皆様にご報告申し上げます。
テニスユニバース実業団チームは、昨年の4月からの10ヶ月間で、多くの試合を戦い抜き、全国数千社の実業団チームの中で、最終的に4位となりました。

 

決勝トーナメントにおいては、選手達にとって、満足できる結果ではなかったようです。
しかし、多くの暖かいご声援を頂く中で、全力を尽くしてプレーする彼女達の姿は、皆様にはどのようにうつったでしょうか。

彼女達の挑戦は、終わりません。
必ずや、来年にさらに強くなって帰ってきます。
私たちは、チャレンジし続ける組織です。



最後に・・・
皆様、10ヶ月間、沢山のご声援・ご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。皆様方、お一人お一人のお力なしには、このような結果は望めませんでした。選手達に代わりまして、深く深く御礼申し上げます。


株式会社テニスユニバース
広報 伊藤龍平 

 

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