2025全日本ベテランテニス選手権

カテゴリ：スクールトピックス, コーチ選手活動｜ 2025.10.25

こんにちは。

はちふぁみヘッドの竹中です。

ついにこの日がやってきました！

昨年は肘の怪我もありダブルスのみの出場となってしまいましたが優勝という素晴らしい結果となり、今年も様々な怪我や体調不良に悩まされながらも単複出場を果たす事が出来ましたm(__)m

今回は単複で優勝を目指し、まずは大会が行われる岡山までパートナーの比嘉コーチ、同じく女子の全日本に出場で奥さんの比嘉さやかコーチ、その愛娘のゆいなちゃんと一緒に車で出発！

11時間かかりました…(-｡-;

でもみんないると道中楽しく過ごせますね(^^)

次の日には、昨年まで一緒に働いていた寺見コーチが岡山に帰省して活動しているので、一緒に前日練習をしてしっかり準備をする事が出来ました。元気そうでなによりです。

そして、初戦当日。単複スタートです！

シングルス本戦は24ドローですが、シードになる事が出来たため、2回戦からになります。

まずは1回戦を勝ち上がってきたサーブとフォアが強力な相手。サーブはどうしようもないのでいかに相手のフォアを封じ込めるかが鍵となりました。事前の戦略がハマり、6-2,6-2で勝利！

続いて準々決勝は4位のシード選手を倒して勝ち上がってきたサーブ&ボレーヤー。過去2戦して2敗している相性の悪い相手です。これまたサーブが良いのでリターンが甘いとボレーですぐに決められてしまいます。また自分のバックがスピードの遅いスライスなので、バックに配球してすぐネットに詰めて攻撃してくるので非常にやっかいです。とにかくリターンから常にいない所を狙って体勢を崩してと思って臨んだのですが、相手どころかコートを避けるようにビュンビュン飛んでいき数少ないチャンスもモノに出来ず(T ^ T)前半はリードされてしまいます。ただ、後半はこちらのサーブにも慣れてきたのでリターンのエラーを少なくボレーに出られても足元に配球する事を徹底し、相手のミスを誘う事に成功。すると何でもない球も無理をしてくれるようになった事で、試合を有利に進め4-6,6-4,6-2で逆転勝利！

準決勝はパートナーの比嘉コーチ。ランキング1位で相手に不足はありません！よく練習してる相手なので、自分の中でもしっかり戦略を立てていきます。この試合からガットを張りたてのラケットにしたのですが、これが失敗！深いボールを打ってからの展開を狙っていたのですが、そのボールがことごとくジャストアウトしてしまいます。確認したら新しく張ったガットが緩く張り上げっていたようです。いつもと違うマシンで張ったのが良くなかったようです…(T . T)その結果1-6,1-6で敗退。もう少し良い試合したかったです。。。

ダブルスは16ドローの第2シードとして出場。初戦は関西のペアで初めての対戦。プレーがわからない為、様子を見ながらプレーとなりましたが、配球の特徴が理解出来たのでしっかり対応して6-2,6-2で勝つ事が出来ました。

準々決勝でも初対戦の関西ペア。最初の様子見の段階で相手の展開になる事もありましたが、相手も全日本という大舞台で硬さもあったようでミスに助けられた部分もあり、6-1,6-2で勝利！

準決勝ではシードを倒して勝ち上がってきた協力ペアでしたが、1人が前日のシングルスの試合で両足痙攣をしながら戦ったダメージが残っていたのもあり、攻撃力が落ちたところをこっちの展開に持ち込めて6-2,6-0で勝利！！

ついに決勝の舞台へ！相手は今年4月に山梨ITF、そして関西オープンで負け、今年はまだ一度も勝てていない第一シードが相手です。最後の舞台で倒して最高の結果を迎えたいところ。超攻撃テニスに対してラリーの中で作っていくテニスであるこちらは、いかにそのスピード、パワーに対応していくかが勝敗のポイントになります。

第1ゲームこちらのサーブ、1ポイント目はレーザービームみたいなリターンでセンターにノータッチエースを喰らい、その後もリターンに押されてブレイクされます。ただ、2ゲーム目はブレイクバックし、その後はサービスキープしながら5-5まで進みますが、こちらのサービスゲームでまたもやスーパーリターンが続きブレイクされ5-7で落とします。切り替えて逆転を狙いたいところですが、1stセットを取った事でリスクを負えるようになった相手ペアの攻撃力がさらに上がりポイントは競るもののゲームが取りきれず1-6でゲームセット。準優勝となりました(T ^ T)