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JPリーダー横塚コーチにインタビュー 後編
カテゴリ:スクールトピックス | 2018.07.07

みなさん、こんにちは。
Jrプレーヤーズコース(JP)、ブログ担当の今福です。
今回は、あざみ野のJrプレーヤーズチームを率いる若きリーダー横塚コーチのインタビュー後編です。

まずは、このやり取りから、、、
〜〜〜
今福=セレクションて大変だと思うんだけど、、、
横塚=はい、今度一緒にやりますか。
今福=なんで(笑)やらないよ(笑)その場で、こう、、、
横塚=やります?一緒に
今福=(やらんちゅうねん笑)ずっと黙って聞いて取材するだけだったらいいけど。

〜〜〜

JPに入校するためのテストをセレクションと呼んでいます。

私、今福は、良く言えば金子みすゞさんのように、みんな違ってみんないい、っていう博愛主義なのですが、悪く言えば事なかれ主義なので、人の合否を決めるお仕事は、最高に苦手な分野です。
横塚コーチは、どうなのでしょうか。

「まだリーダーになる前、JPやり始めた頃は、保護者の方と話すの苦手でした。僕は育成クラスの経験もないし、まだ結婚もしてないし、もちろん子供もいないし。それに、渋谷さんが異動になって、リーダーを引き継いだころ、それまでいた選手が時期は違えども何人かやめてしまって、、、」

他のテニススクールのコーチが口にしてることとして、あざみ野テニスガーデンのJrチームだけの話しではなく、他のクラブでも選手が移籍するのは、子ども自身の意志じゃないことが多いって聞きました。

「うちはあまりないんですけど、他のクラブなんかは、すごいもめるって言ってました、保護者の方とすぐに。なので、ある時から、やはり保護者の方に安心して預けていただけるのが1番だと思うようになりましたね。なるべく、その日にあったこととかお話ししていくうちに、(話すことにも)慣れていきましたし、辞めていく子たちが少なくなりました。」

セレクションは実技と保護者の方を含めた面談があります。

実技は、テニス技術、体力、ボール入れ、コーディネーション能力、敏しょう性、心肺持久力、柔軟性、礼儀、協調性、自己表現力、などの項目に5点満点で点数をつけていって、総合得点で合否ラインを超えたかどうかで決まります。
身体能力に関しては、吉住くんというテニスユニバース専属のトレーナーがいて、そのスタッフにも見てもらっているそうです。でも、協調性とか、自己表現力とかって数字にしにくい気もしますが。

「協調性は、テスターとのマンツーマンのセレクションではなく、みんなでセレクションするので、そういうみんなでやってるときの周囲への気の配り方とか、ボール拾いの時の役割分担の仕方とかから判断してます。自己表現力は自分のアピール能力ですね。自分がこのチームで、こうしていきたいとか、こういうところは誰にも負けないとかを、選手自身の言葉で話してもらいます。」

なるほど。自己表現力などは、テニスのためもあるでしょうが、選手になると地方や、もしかしたら海外に遠征することもあります。見知らぬ土地や人々の中で、試合にエントリーしたり練習相手を見つけたり宿泊先を探したり食事場所を探したり、文化が違えばちょっとしたトラブルなんかもあるでしょう。そういう時に、ちゃんと自己表現できるようになっておかないと、会場先で余計なストレスを抱えて試合に臨まないといけなくなるかもしれませんよね。

 

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18歳まで所属できるチームのセレクションとなると、才能の有る無しっていうことは、考慮に入れるようになるのか気になるところです。こちらも率直に聞いてみました。

「正直なところ、才能が有るか無いかって、僕はわからないんですよね。渋谷さんは、たくさん全日本に出る選手を育ててきてるから、見抜けるみたいなんだけど、僕はわからない。ただ、わかったとしても、才能ある子だけを入れて、ただただ強いチームにしようとは思ってないですね。うちの方針というか理念は「テニスでも行動でも日本一」なので(パンフレットにも明記されています)。才能ある子だけを集めて強いチームにしようとするスクールは他にありますし、そういうところは確かに強いですが、才能のある子は何もしなくても上まで勝ち上がれちゃうから、コーチが入り込む余地がないので、個人的にもつまらない。」

才能の有無に関わらず、上達に導き結果を残すために、JPではどんな工夫をしているのでしょうか。一般のジュニアレッスンと違うところはどこなのでしょうか。

「いかに緊張感が生まれる環境で、トライする経験させるかですね。やっぱり子どもってそういう環境で経験を積ませることで、成長は加速すると思うので。
例えば1人の選手は負けず嫌いで、なんとかやってやろうっていうアスリートとしての気概はあるんだけど、いかんせん頑固だったんですよ。保護者の方も言ってたくらいですから。」

“負けず嫌い”と“頑固さ”は表裏一体に見えます。しかし、まだ未成熟な子どもの頃の“負けず嫌い”は、誰に対しても負けず嫌いになってしまう、つまり、有益な情報を与えてくれるはずの親やコーチに対してさえも負けず嫌いになってしまうものですよね。他者の言うことを聞き入れることは、負けであると思っている、私にも身に覚えがあります。
でもこれは、誰に負けたくないのかを、まだ見分けられてないだけです。そのような分別を、JPではどのように培っているのでしょうか。

「テイクバック(ラケットを引くこと)が、とっても大きかったんですけど、こうこうこういう理由で小さくした方が良いって口で言っても、なかなか本人は、いやー、僕はこれが良いんです、と言って聞かない。じゃあ実際に、すごい早いテンポでボール出しして、間に合わないという体感をさせるような練習をして、で、体感できたタイミングで、県ジュニアの大会とかに出れて、そこを痛感させられて。これじゃ間に合わない、ラリーできない、余裕ない、点数が取れない。じゃちょっと変えなきゃいけないな〜となって、テニスが少しずつ変わり始める。そうい一連の経験が、きっかけになったかなと思います。」

正に、ここがJPの強みです。一般のレッスンでは、これだけの手間をかける時間がないのと、生徒全員に対外試合が定期的に組まれることはありません。JPでは、失敗へのリアルな悔しさが、一般のレッスンの比ではないことは容易に想像がつきます。

「試合に出させられて、やっぱり、子どもたち、頭で理解するより、実際に本人が体感したものが1番大きいし、そういう経験をしてる子としてない子の差はすごく大きい。あとは、その世代でくすぶってる子たちは、よくその時期は他のクラブと対抗戦をやってました。同じ世代のレベルの高い選手とやって、歯が立たない負け方をする。そういうシチュエーションは、試合前はすごく作りましたね。毎週やってたことあったんで。そうすることで本人達がそういう実感を通して本番に臨めるので。でも、、、、」

でも?

「保護者の方にたまに言われるのが、こうやって負け続けて、このまま試合に出させていいのかと心配されるんです。出させてくださいって言いますけど。」

私も子どもがいるので、この心配は痛いほど分かります。しかし、話しを聞いているうちに、失敗するということは、子どもたちに与えられた特権なんじゃないかと思えてきました。その権利を存分に楽しんで使えた子が、飛躍的に伸びていく。成功する権利を奪ってはいけないのと同様に、失敗する権利も奪ってはいけないんじゃないかと。成功と失敗は表裏一体ですから。

最後に、横塚コーチから、ブログ読者に向けて一言いただきました。

「チームができて5年ですけど、テニスの結果も少しずつ出始めて、選手育成クラスっぽくなってきましたが、これも皆さんのサポートのおかげでここまで来れてるので、とても感謝しています。まだまだ発展途上のチームなので、これからもテニスを通して子どもたちの成長に最大限、尽力していきますので、これからも応援よろしくお願いします。」

横塚コーチ、ありがとうございました。

次回は、7月14日から始まる関東ジュニアに出場(あざみ野JPでは初!)が決まっている小山マキシ選手への、インタビューをお届けしたいと思います。


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東急あざみ野テニスガーデン

インタビュアー 今福茂雄

http://www.tennisuniverse.co.jp/school/azamino/

 

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