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比嘉選手の本日の対戦相手は、赤羽毅郎選手でした。

比嘉選手と赤羽選手は、公私ともに仲が良く、相手に対して互いに敬意を抱いているのが伺えました。

しかし、それはコートの外での関係。

一度試合が始まれば、互いに一歩も譲らない展開となり、鬼気迫る試合内容。

3時間以上の熱戦となった試合は、5-7 4-6 7-6(7-1)のスコアで、比嘉明人選手の勝利となりました。

試合後に分かったことですが、赤羽選手にとっては、引退試合でした。

最後のポイントが終わった後に、二人の選手が抱き合う姿は、多くの方の胸に残る一瞬となりました。

勝利者コメント

伊藤：比嘉選手、お疲れ様でした。今の試合は、3時間を超えるマラソンマッチとなりましたが、どうでしたか。

比嘉選手
「今日は、本当に応援して下さった方が多かったです。プレー中も、たくさん力を貰いました。」

伊藤：全日本選手権は、テニス選手にとって、最も大切な大会の一つですが、この大会に懸ける想いを聞かせて下さい。

比嘉選手
「感謝の想いを、一番伝えられる大会だと思っています。勝ち負けも大切ですが、とにかく一球一球一生懸命プレーします。」

伊藤：今日は、素晴らしい結果を出して下さいましたが、また明日も試合はあります。明日に向けての意気込みを聞かせて下さい。

比嘉選手
「明日も、今日以上に一球一球粘り強くプレーしていきます。今日は、たくさんの方々に応援して頂きましたが、会場に足を運んで下さった方も、離れた場所で応援して下さっている方々も、たくさんの方に支えられています。感謝の気持ちをプレーで表せるように頑張ります。」